全ての死にたい人に捧ぐブログ

生きるに値する“何か”とは何か

最後の最後

もう本当に駄目だと思ったら、Twitterで新たにアカウントを作って(ご自身にものでも構いませんが)、話してみて下さい。力になれない、解決できない可能性はもちろんありますが、また、なかなかお返事が書けない場合も(このブログ自体、全く更新できないほ…

第13話:「世の中を良くしたい」に転化

大学時代(遅い思春期)に読んだ本で 寺山修司が言っていたのですが 辛いこと、苦しいことに対して -「政治的にものを考える人は 社会をどうにかしようとする。 宗教的に考える人は 心の持ちようだと考える。 芸術的に考える人は それを表現しようとする」 …

第12話:創造のポテンシティ(潜在力)

大学時代、自主映画に取り組んでいました。 そのほとんどが完成せず、失敗に終わりましたが 青春時代のいい想い出になっています。 その「創る」という過程で学んだこと それを端的に表してくれた文章と大学時代に出会えました。 誰の言葉か分かりませんが …

第11話:「君は独りじゃない」という偽善

第10話の最後に 「一緒に悩んで、一緒に乗り越えましょう」 と書きました。 これに似た言葉で 「君は独りじゃない」というものをよく耳にしますが 嘘ばっか、と思います。 明るく、楽しく、 他人に有意義な状態の自分は 多く人に好かれ、頼られ、“人気者”に…

第10話:生きていく強さ(ハート強と卑怯は反比例)

子供が大好きです。 苦手な人もいると思いますが 子供からの被害が苦痛にならない自分は、ラッキーでした。 他人の子供でも、明日から我が子として引き取りたいほど。 しかし、現代は子供のことを考え過ぎて 子供が傷つかないような環境ばかりが用意された …

第9話:昨日の自分より、今日の自分を好きになれるか(後編)

健全な自分愛と、不健全なエゴイズムは、 似た姿をしながら、実は180度違う。 前者は、 自己を生かす、創造の活力源となる、健全な自分愛。 後者は、 破壊と病理をもたらす、歪められた未熟なエゴイズムです。 フィギュアスケートの羽生くんは、 ときにナル…

第8話:昨日の自分より、今日の自分を好きになれるか(前編)

社会は損得で成り立っていて、 人は動物的本能で我が身可愛さを優先してしまい、 悪意は感染して、 いつしか人の心は腐っていきます。 それは仕方ない一面もあるのですが、 要は腐っても、『腐り切らない』 腐っても、『もう一度自分を取り戻す』ことが大事…

第7話:運命を分ける5秒

人はどうして 嫌なことや嫌いな人間が 頭から離れないのでしょう。 「逆に好きなんじゃ?」とか、 心理学で言うシャドー (自分の嫌いなところを押し殺したり、 矯正してきたのに、その嫌いな部分が まるまる前面に出てる他人が大嫌いになる) とかも少しだ…

第6話:誠実・良心・罪悪感 という鎧(よろい)

誠実であることや、良心を持つことや、 罪悪感を感じること。 どれも今では単なる美徳と片付けられたり、 「いい人だね」「損するよ」とくくられやすいものですが、 実は違うのではないか?と思います。 誠実、良心、罪悪感は、「美徳」などではなく、 『我…

第5話:現実「回避」と現実「逃避」

逃げましょう。 逃げてしまえばいいのです。 自分と、物事と「向き合う」ことが 最も大切なことなのですが、 それで自害を選ぶくらいなら、 全て捨てて、逃げてしまいましょう。 これは、現実“逃避”ではなく、現実“回避”です。 回避して、戦えるエネルギーが…

第4話:解決策は必ずこの世に存在する

たくさん失敗して下さい。 たくさん恥をかいて下さい。 ときには人を傷つけてしまったり、 深く傷ついてしまったり。 ああすれば良かった、こうすれば良かった、 と後悔したくないから、何も動かない、 という人は多くいますが、 ああすれば良かった、こうす…

第3話:心の最も奥深いところにある声に耳を澄ませる

あなたは、君は、お前は 「どうしたいの?」と問われて 対応に困ったことが多々あります。 「自分はどうしたいんだろう?」と分からないのです。 「自分はこういう人間だ」 とほとんどの人が自覚を持っていると思いますが、 それは実は真なる「自覚」ではな…

第2話:ユーモアは自分を見失わないための魂の武器

1946年に出版されたらしい『夜と霧』。 ヴィクトール・E・フランクルの書籍です。 ナチス強制収容所の過酷な経験が記されています。 いい人ほど先に死んだと言われる強制収容所。 それでも良心を失い切ることはなかった著者。 確かに本当に名著です。 いい…

第1話:アイルランドの古いことわざ

どういう事情を持った方が このブログを読まれるかわからないので、 まずは直球、ど真ん中、ストレート行きます。 (個別なことは20話、30話あたりで書きます) Don’t cry. Just revenge. The best revenge is to live well. アイルランドの古いことわざに D…

第0話:自己紹介

全ての死にたい人に捧ぐ。 それを行う前に、ほんの少しだけ時間をください。 この物語を読んでから決めて欲しい。 宗教や政治に頼らず、 「この世は生きるに値する」と子供に言い切れるか。 「生きるって、実は楽しい」と大人に言い切れるか。 何度も地獄や…