第3話:心の最も奥深いところにある声に耳を澄ませる
あなたは、君は、お前は
「どうしたいの?」と問われて
対応に困ったことが多々あります。
「自分はどうしたいんだろう?」と分からないのです。
「自分はこういう人間だ」
とほとんどの人が自覚を持っていると思いますが、
それは実は真なる「自覚」ではなく、
ただの「主観」「思い込み」だったりしています。
自分はこういう人間だ、が過大評価↑・誇大妄想↑だったり、
自分はこういう人間だ、が過小評価↓・自己卑下↓だったり。
親が望むように演じているだけだったり、
見栄をはったり、嘘をついたり。
そもそも自分のことが分からなかったり。
全てはまず、自分自身と向き合うことから始まります。
ソクラテスの言う「Know yourself」です。つまり
心の最も奥深いところにある声に耳を澄ませる。
これには、トレーニングが必要です。
なぜなら、心は本当に雑音が多いからです。
雑音を自分の声と勘違いしてしまう。
TVに出ているメンタリストの人は、
「1日5分、瞑想する」ことを勧めていましたが、
その想いを、
誰にも見せないノートに書き留めるのがおススメです。
毎日は難しいので、週に1回でも。
自分自身、我が子、恋人、親友、などの
絶対に守りたい城にしろ、
ここは戦わないといけない、
絶対に勝って落とさないといけない城にしろ、
その城の構造を
『熟知』している方が圧倒的に有利です。
ときに、見たくもないものに
目を向けなくてはならなくなりますが。
自覚、と主観・思い込みの違いや、
自分でついた嘘に自分自身が騙される自己欺瞞など
(楽に生きれるようで、
実は城の守りをかなり弱体化させるもの)
ここについては、もっと詳しく後述します。
全てはまず、自分自身と向き合うことからです。
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