全ての死にたい人に捧ぐブログ

生きるに値する“何か”とは何か

第11話:「君は独りじゃない」という偽善

第10話の最後に

「一緒に悩んで、一緒に乗り越えましょう」

と書きました。

 

これに似た言葉で

「君は独りじゃない」というものをよく耳にしますが

嘘ばっか、と思います。

 

明るく、楽しく、

他人に有意義な状態の自分は

多く人に好かれ、頼られ、“人気者”になりましたが

(ある意味 利用され、他人の養分になり)

 

暗く落ち込み、ネガティブになったら、

人は蜘蛛の子散らすように離れて行きました。

 

そんな時にTVやネット、歌の歌詞で聞く言葉

「君は独りじゃない」

 

俺は、辛いときほど、絶望的に独りでした

人は独りで生まれて、独りで死んでいくんだと。

 

そう孤立した個は、ドロドロとした闇に飲まれ

獣と化していきます。

 

もう死ぬか…。

もしくは一発ドでかいことをして

犯罪者にでもなるか…。

 

ここも不思議なもので、

こういう絶望にも堕落があるんですよね。

 

自分を俯瞰する声が聞こえます。

「死ぬ死ぬ言って、死なないじゃん」

「死ぬのか、這い上がるのか、どっちかにしろよ」

 

うるせーな、と思いつつ

第一話の言葉がよみがえります。

 

復讐してやる

 

ときに数週間、ときに数ヵ月

ときに数年かかってでも、自分は這い上がる方を選びました

 

「一緒に悩んで、一緒に乗り越えましょう」

というのは、俺の本気です。

「君は独りじゃない」という偽善への復讐

なんです。

 

あなたの心に届くかわかりません。

しかし本気で言います。

 

一緒に悩んで、一緒に乗り越えよう。

ゆっくりとでも。

(第4話にその真髄を書きました)