全ての死にたい人に捧ぐブログ

生きるに値する“何か”とは何か

第13話:「世の中を良くしたい」に転化

大学時代(遅い思春期)に読んだ本で

寺山修司が言っていたのですが

 

辛いこと、苦しいことに対して

 

「政治的にものを考える人は

  社会をどうにかしようとする。

  宗教的に考える人は

  心の持ちようだと考える。

  芸術的に考える人は

  それを表現しようとする」

 

芸術的に考える人は

苦しみを何かの表現に変えようとする

 

この言葉で

自分の人生の方向性が

決まった気がします。

 

社会のあまりの不条理、

それに直面して

己の中にドロドロしたものが溜まっていく。

殺すぞ。復讐してやる。犯罪でもかまわねぇ。

もう嫌だ。もう死にたい。全てどうでもいい。

 

そんな負のエネルギーや

ネガティブなマグマ、

無気力、虚無感すら

 

芸術は、表現は、

全て吸引してくれるんです

 

映像でも、絵画でも、音楽でも、

言葉でも、目に見えないものでも、

 

何かに救われた瞬間を

もしあなたがお持ちなら

今度は、それを

提供する側にまわりませんか

 

あなたにしか出来ないことがあるはずです

 

あなたは闇を知っている

だからこそ光を放てる

 

あなたは心も体もこごえ切る寒さを知っている

だからぬくもりを与えられる

 

死にたいと思ったのなら、

あなたは既に社会に必要な人間です。

あなたと同じ痛みを抱えた人が

必ず存在します。

あなたの助けを求めてるんです。

 

『自分と似たような苦しみを

 抱える人の助けになりたい』

『世の中を良くしたい』

 

そう思えたなら、

全ての怨念も傷も苦しみも

全部があなたのガソリンになります

 

カルト宗教につかまらず

壺や数珠を買わされず

オンラインサロンのような罠にかからず

政治活動に絡め取られず

テロリストにならず

犯罪者にならず

 

あなたにしか出来ない表現、アート、

サービス、ビジネスを、社会は待っています

 

落ち込んでる暇などないのです

 

さぁ、今すぐ始めましょう

(人気予備校講師みたいでスイマセン)

出来る、ほんの小さなことから。

 

その小さいことは、深呼吸も入ります