全ての死にたい人に捧ぐブログ

生きるに値する“何か”とは何か

第7話:運命を分ける5秒

人はどうして

嫌なことや嫌いな人間が

頭から離れないのでしょう。

 

「逆に好きなんじゃ?」とか、

 

心理学で言うシャドー

(自分の嫌いなところを押し殺したり、

 矯正してきたのに、その嫌いな部分が

 まるまる前面に出てる他人が大嫌いになる)

とかも少しだけは的を得てる部分もあるかと思います。

 

ですが、イライラが続くある日、ふと

「何でこんな嫌いな人間のことで

 嫌なことで

 こんなに時間を費やしてるんだ?」

と思いました。

 

『もう、たったの1秒もそいつのために

 時間を消耗したくない』

 

と強く思うように。

人生の時間は限られてるだから、と。

 

なので

「アイツむかつく!」に5秒を費やすより

 

老若男女問わずず

大好きな『あの人をどう喜ばせようか』

大好きな『アイツをどう笑わせよう』

に5秒を使いたい。

 

黒いドロドロにまとわりつかれる度

このことを思い出すようにしています。

 

いつか生を終えるぬとき

生まれてからを秒数を数えて

こっちの5秒が多い人生の方が絶対いいな、と

今日も自分に言い聞かせています

第6話:誠実・良心・罪悪感 という鎧(よろい)

誠実であることや、良心を持つことや、

罪悪感を感じること

 

どれも今では単なる美徳と片付けられたり、

「いい人だね」「損するよ」とくくられやすいものですが、

実は違うのではないか?と思います。

 

誠実、良心、罪悪感は、「美徳」などではなく、

『我が身を守る鎧』なのではないか?ということです。

『自分はそこまでは間違えてはいない』という。

 

何が正しいかは自分1人で決められなくても、

自分が誠実だったかどうかは、自分自身が一番知っている。

 

という言葉もありますが、その通りだと思います。

(ただ、これは良心を残している人に限りますが)

 

罪悪感は、強すぎると洗脳されてしまう人もいますが、

X Japanのトシさんのように)

罪悪感は、自分自身を浄化してくれる機能も持った、、、

「自分を嫌になり切らない」ために、

通らなくてはならない通通点なのかと思います。

(悔い改めれば救われる、とはそういうこと?)

通れば、いつかは立ち上がる余力を残してくれます。

感じている間は、本当に苦々しのですが。

 

間違い、過ち、ミス、罪、

多くの人が目をそらし、その場しのぎをしてしまいますが、

それは人間がどんどん弱くなっていく

つまり鎧や武器を捨てる行為なんだと思います。

 

誠実、良心、罪悪感は、「美徳」などではなく、

「自分はそこまでは間違えてはいない」という

『我が身を守る鎧』なんだと思います。

 

(他人に利用されるだけで終わったり、

 自分は悪くないということに固執したり、

 手を汚さなくてはならない時のことなどは

 また別の回に書きます。まずは軸です)

 

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第5話:現実「回避」と現実「逃避」

逃げましょう

逃げてしまえばいいのです

 

自分と、物事と「向き合う」ことが

最も大切なことなのですが、

それで自害を選ぶくらいなら、

全て捨てて、逃げてしまいましょう

 

これは、現実“逃避”ではなく、現実“回避”です。

回避して、戦えるエネルギーが回復したら、

戦場に戻りましょう。

 

現実逃避は、何も解決してくれません。

遠くに行っても、苦しみは追いかけてくるからです。

更に自分以外の被害者を生む場合もあります。

被害者のつもりが、

知らず知らずのうちに加害者になってしまったり

現実逃避は何も解決しません。

 

しかし、「現実回避」が必要なときは絶対にあります

そして、多くの人が、待ってくれたりするものです。

例えば一言「もう少し時間をくれ」と伝えてみたり。

時間をくれない人は、いったん断絶しましょう。そうして

 

逃げましょう

逃げてしまえばいいのです

 

いつか、戦い直すために

 

逃げましょう

(学校のイジメなど、転校も1つの選択肢です)

 

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第4話:解決策は必ずこの世に存在する

たくさん失敗して下さい

たくさん恥をかいて下さい

ときには人を傷つけてしまったり、

深く傷ついてしまったり。

 

ああすれば良かった、こうすれば良かった、

と後悔したくないから、何も動かない、

という人は多くいますが、

ああすれば良かった、こうすれば良かった、

という後悔の間に、人は成長してるんじゃ、とも思います。

 

成長すると、去年解決できなかったことが、

今年はできるようになっていたりします

 

解決できないのは、

・解決策の存在に気づいてない

・能力がまだ足りてない

どちらかの場合がほとんどです。

 

解決策は、人に聞いてまわったり、

友人の友人(専門家など)を紹介してもらったり、

ネットで誰かに聞いてみたり、

本を読んだり、見つかるまで探すのがおススメです。

絶望してる時間などないのです

解決策探しの冒険に出ましょう

 

自分の「現在」の能力・スペックが足りてないんだ、

と自分に言い聞かせることも、

その瞬間だけで判断してしまうことの危機から回避できます。

 

未来の成長したあなたなら、

今のその判断をせずに

解決できている可能性の方が大きいのです

 

もう一度言います。

解決策は必ずこの世に存在します

 

それはアフリカの奥地にあるかもしれません

第3話:心の最も奥深いところにある声に耳を澄ませる

あなたは、君は、お前は

「どうしたいの?」と問われて

対応に困ったことが多々あります。

「自分はどうしたいんだろう?」と分からないのです。

 

「自分はこういう人間だ」

とほとんどの人が自覚を持っていると思いますが、

それは実は真なる「自覚」ではなく、

ただの「主観」「思い込み」だったりしています。

 

自分はこういう人間だ、が過大評価↑・誇大妄想↑だったり、

自分はこういう人間だ、が過小評価↓・自己卑下↓だったり。

親が望むように演じているだけだったり、

見栄をはったり、をついたり。

そもそも自分のことが分からなかったり

 

全てはまず、自分自身と向き合うことから始まります

ソクラテスの言う「Know yourself」です。つまり

心の最も奥深いところにある声に耳を澄ませる

 

これには、トレーニングが必要です。

なぜなら、心は本当に雑音が多いからです。

雑音を自分の声と勘違いしてしまう。

 

TVに出ているメンタリストの人は、

「1日5分、瞑想する」ことを勧めていましたが、

その想いを、

誰にも見せないノートに書き留めるのがおススメです。

毎日は難しいので、週に1回でも。

 

自分自身、我が子、恋人、親友、などの

絶対に守りたい城にしろ、

ここは戦わないといけない、

絶対に勝って落とさないといけない城にしろ、

その城の構造を

『熟知』している方が圧倒的に有利です

 

ときに、見たくもないものに

目を向けなくてはならなくなりますが。

 

自覚、と主観・思い込みの違いや、

自分でついた嘘に自分自身が騙される自己欺瞞など

(楽に生きれるようで、

 実は城の守りをかなり弱体化させるもの)

ここについては、もっと詳しく後述します。

 

全てはまず、自分自身と向き合うことからです

 

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第2話:ユーモアは自分を見失わないための魂の武器

1946年に出版されたらしい『夜と霧』

ヴィクトール・E・フランクルの書籍です。

ナチス強制収容所の過酷な経験が記されています。

 

いい人ほど先に死んだと言われる強制収容所

それでも良心を失い切ることはなかった著者。

確かに本当に名著です。

 

いい人であること良心を残すことは、

(依存性あるもの以外は)

全て自分のため、ということは後に記しますが、

この名著から最も教わったことは、

 

『ユーモアは自分を見失わないための魂の武器』

 

これに尽きます。

 

どんな辛い経験も、悲しい記憶も、

逆手にとって笑いに変えてしまう

話している自分もしんどいのですが、

誰かの笑顔を作れたとき

辛いだけ、苦しいだけの過去が上書きされることがあります。

辛いだけ、苦しいだけの過去に

新たな意味がちょっとだけ付け加えられのです

 

第1話のDon’t cry. Just revenge. にも通じる話ですが、

どんな苦しみや悲しみの中にも、

喜びや笑いは絶対に作り出せます

どんな苦しみや悲しみの中にも、

喜びや笑いを見いだせるのが人間です

 

酒を飲んで暴れる父親も、

ヒステリックでノイローゼ気味だった母親も、

その辛さを思春期にクラスメートに話しました。

 

ただ辛いことを話しても聞き手は苦しいだけなので、

なるべくコメディチックに喋る

(多少のトレーニングは必要ですが。

 近くにいる面白い人の話し方を真似てみたり、

 芸人さんの喋り方をTVやYouTubeで研究したり)

 

最初は辛いのですが、笑いが取れる度に、

辛い記憶が薄まっていきました。

苦しい過去との距離が生まれていきます

 

ユーモアは自分を見失わないための魂の武器

 

加害者への復讐は、「笑い」に変えて戦うことが、

自分を汚して自分を嫌にならない、たった1つの方法です。

第1話:アイルランドの古いことわざ

どういう事情を持った方が

このブログを読まれるかわからないので、

まずは直球、ど真ん中、ストレート行きます。

(個別なことは20話、30話あたりで書きます)

 

Don’t cry. Just revenge.  The best revenge is to live well.

 

アイルランドの古いことわざに

Don’t cry. Just revenge.

というものがあります。

 

意味は「泣くな。復讐しろ」という意味です。

 

そのことわざには続きがあります。

The best revenge is to live well.

「最高の復讐は、幸せな人生を送ることだ」

 

僕は思春期にこの言葉に出会い、どれほど救われたか。

 

高校時代のイジメ、無視、仲間外れ、あざ笑い。

そのまま孤独な浪人生活に入りました。

そういう時、多くの人が一瞬でも、長くでも、抱いてしまう

感情。悪意、敵意、殺意、復讐心。

 

映画『もののけ姫』のタタリ神のように、

黒くドロドロしたものが内から生まれる、まとわり憑かれる、

心折れた部分から

 

『復讐してやる』

僕は強く決意しました。

 

しかし、その思いが、加害者に向くことはありませんでした。

 

The best revenge is to live well.

「最高の復讐は、幸せな人生を送ることだ」

 

見返してやる。幸せになって。

という方向性を決意が勝手に持っていました。

何が幸せか、自分は何がしたいのかも

分かっていない無知な10代に。

 

僕は、このアイルランドの古諺に、

知らず知らずのうちに人生全体を救われていたのでした

 

その後に起きる本当のタタリ神になってしまった怒り・憎悪の経験、信頼していた人の裏切りによる真の絶望、人生の敗北、親に殺されかける、リアルな自殺未遂などの地獄谷はまだ知らずに。

 

それでも最後の最後は、

やっぱりこの古諺に戻っていった気がします

 

この言葉を考えてくれた人に

心からのお礼を申し上げたいです。

あなたは命の恩人です

 

劇作家・寺山修司はこう言っています。

「ときには言葉は思い出に過ぎない」

確かに言葉は放ってしまえば、もう過去のもの。

3分前のもの、1年前のもの。

 

しかしこの言葉にも続きがあります。

「ときには言葉は思い出に過ぎない。だが、ときには

 言葉は世界全部の重さと釣り合うこともあるだろう

 

アイルランドの古諺は、

世界全部の重さと釣り合う力を持っていると、

僕は今でも信じています

 

なので、名言集やことわざ集のようなものが存在しますが、

そういうものではなく、

ここへ立ち寄っていただいた方には、

「生きた言葉」「生き続ける言葉」

と出会っていただきたいと、心から、心から、願います。

 

幸せになって復讐してやりましょう。

たった今から、反撃開始です。

 

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